体というのは、この世で生きるために
魂を入れるものであり、拘束するものでもある
体は本当に、ただの「入れ物」だ
この世で役目を終えたら
土にかえってゆく
そして、体から解放された
魂と呼ばれているものは
しばらくここにただよって
そして天にかえってゆくのだろう
やさしい記憶だけを遺して
体というのは、この世で生きるために
魂を入れるものであり、拘束するものでもある
体は本当に、ただの「入れ物」だ
この世で役目を終えたら
土にかえってゆく
そして、体から解放された
魂と呼ばれているものは
しばらくここにただよって
そして天にかえってゆくのだろう
やさしい記憶だけを遺して
一見みたら「こうでしょ」ていうことが
世の中にはたくさんあるけど
ひとりひとりはみんな違ってて複雑で
一色の人なんてどこにもいなくて
みんな複雑な色を併せ持っていて
だからこそ美しい
綺麗なものばかりじゃなくて
醜いどうしようもないものを内包していて
だからこそ、だからこそ美しさが際立つ
私は闇の中にある
光への希望や
一見真っ暗に見える中にある、塗り重ねられた様々な色彩や
眩しい世界から守ってくれる
傷ついたひとたちが身を隠せる暗闇を知りたい
もしすべての暗闇を照らし出す光しかない世界は
きっとそこはもう、神さまの世界なんじゃないかと思う
人間のもつ醜さや闇のいっさいがない
死と等しい世界
キラキラと木漏れ日から輝く光が注ぐその場所は
植物が生い茂り、動物たちが踊る
人間のいない世界