2022年3月2日水曜日

考えごと

何かを選択するということは、何かを捨てるということ

だけど、単純にそうではなくて、選ばなかったものに向き合うことでもあるのだと、思う
その上で、選んだものに覚悟と責任をもって取り組んでいく

世界には無数の選択があって
選択肢と挙がっているという時点ですでに絞られていて、本当は、選択肢にすら挙がらなかったものもあるはずで。
(なんだか言葉あそびみたいだけど)
だからこそ、「選択しなかった」ものは、すでに自分の世界に内包されているものだから、捨てる、ということではなくて、向き合っていくものなのではなかろうかと、なんだかそんなふうに思う、今日この頃。
気分が暗い。
何もできることはないのに、自分の暮らしをただただ懸命にするしかないのに、心に暗い影がいつも居座ってる。
平和な日本に暮らしてきた私も、いつか何か決断を迫られるのかもしれない。
しかし、悩めるというのは幸せなことだ。
生きる道が選べるということなのだから。
今この瞬間にも、ただ生きることに必死にならなければならない人たちがいる。
そんな中で、自分のやりたいことができることは、本当に幸せなことなのだから。

暗い考えに襲われるばかりだけれど、それでも私は、人間の知恵と希望を信じたい。
人が持っている、何かを美しいと感じる心を、信じたい。
光が強ければ強いほど、闇は濃くなる。
光を求めるということは、闇とどう向き合うかということだから。
切り離すことはできない。
残酷な真実もある。
それでも生きていく。