2016年9月28日水曜日

英語の歌を歌う

先日は、Old Songs in English での演奏でした。

演奏の前に、その歌詞の意味や曲の背景の解説を詳しく受けて、それから生演奏でその曲を楽しんでもらうという、一粒で二度美味しいイベントで、今回で早くも4回目。
お越しくださったお客さま、ありがとうございました!!



イベントの主催者で、広島在住のアメリカ人 ラスターゴードンさんによる英語解説と、加えて、オルティス下西真代さんの日本語による解説サポートがあるので、とてもわかりやすく、楽しく解説を受けられました。



その曲を歌う者として、最低限、意味やその世界は理解しているつもりですが、ネイティヴの方の解釈や見解を聞くのは、とても勉強になります。
また、こうやって一つの歌詞を、意見を交わしながら訳すことで、改めて、言葉というのは、文化やその人の人生に深く関わっているものだなぁと感じます。

例えば、「I love you」
これをどのように訳すのか。
単純に訳すと「私はあなたを愛しています」だけど。
じゃ、「愛する」ってなに?
「愛」ってなに?
そこには、どういう背景の歌詞の中で使われる「愛してる」なのかによって、また、その人の生きてきた人生の歴史によって、込められるニュアンスは微妙に変わると思うのです。

大まかな辞書的な意味は、今や色んな便利な機能を使って理解することは可能ですが、その曲のメッセージや世界を、自分の中で咀嚼できた時、それが音楽とリズムにのってすーっと、本当に自分の中に入ってくるような感じがして、なんだかとても感動してしまうのです。

このイベントは、その気持ちを、お客さまと共有して歌える感じがして、とても素敵だなぁと思います。

もちろん、歌詞を間違えないようにプレッシャーはあるのですが(笑)
ただ、大事なのは、言葉そのものではなく、それに込められたメッセージや世界観だと思うので、例え少し間違えてしまったとしても、「正しい歌詞で伝わらない歌」にはならないように、大事に歌っていきたいと思いました。

ええ、まぁ、歌詞間違えて、知らんぷりして歌ってましたが(笑)



ちなみに、今回歌った「Takin' A Chance On Love」では、歌詞の中に「I hear those trumpets blow again」という一節があるのですが、見事に表現してくれた今田学氏の、おなじみマウスペットスキャット。パッパラー♫



先日車の全タイヤ交換になったショックをおくびにも出さず、情熱的に演奏する竪本氏。
素敵なオリジナルのインストも演奏してくれました。



当日が結婚記念日だったオガタマモル氏。イベント終了後、さっさと帰ったのはそういうことだったのね。
ええ旦那様、尺八も披露してくれました。



これからもっと、色んな歌を深く表現できるように、たくさん色んな経験をして、成長していきたいと思います。

ゴードンさん、宮井さん、上畠さん、ミニミニ外国のスタッフのみなさま、真代さん、Comin杉野さん、晴美さん、Birdcallのみんな、ありがとうございました!!!


素敵な写真は、山本さまから。
いつもありがとうございます!





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